ワイルドキッズBBCが取り組む【手のひら捕球】


手のひら捕球
上の写真は某プロ野球選手たちのグラブです。名手と呼ばれる選手にはやはり共通点があります。
【グラブの真ん中で捕球】している事です。どのグラブを見ても、網(グラブ左上部)で捕球している跡は見えません。当然、先に引っかかる事もあるでしょうが、グラブの真ん中、【手のひら】で捕球することが基本となります。

  かつて低学年の指導経験から、野球を始めたばかりの子供が
          @大きなグラブ
          A網の方にポケットがあるグラブ
          B柔らかいグラブ
          C開いてるグラブ
          Dプロ野球選手モデル等々
  のどんなグラブを使っても、なかなかグラブで捕球するまでには時間がかかりました。
「どうせ捕れないのなら!!」の発想で、みんな小さなグラブでボールの正面に入る事をだけを意識しました。 子供たちも、指導者も・・・

出来るようになるものです!!

小さいグラブでも彼らは当たり前のようにやってのけてくれるようになりました。この「手のひら捕球」は低学年だけでなく高学年になっても、何ならプロ野球選手だってやってることです。

ワイルドキッズBBCでは、「捕球出来た」と言う結果ではなく、

「正面に行けたか?」
「前に行けたか?」
「捕球出来ても、手のひらで捕れたか?」


そんな取り組みを実践します。

今、「捕球する」と言う結果は必要ありません。

横っ飛びだけがファインプレーじゃなく、我々指導者が、真正面のゴロの中にもファインプレーが存在する事を子供達に伝え、また、その野球を見る保護者関係者様も「もうひとつ深い見方」をご理解、納得していただければ、彼らの野球は本当にスゴくて、楽しいものであることが分かっていただけるはずです。

こんなデータがあります。
100メートルを18秒で走る子は
0.1秒で60cm、
15秒で走る子は 70cm、
12秒で走るこは 80cm 進む

この手のひら捕球で短縮できるのは 0.2〜0.3秒と言われており、併殺プレーや緩いゴロなどの、間一髪のケースにおいて、このコンマ数秒の短縮でセーフがアウトになること。

地味ですが、まさに、ファインプレーです。

ワイルドキッズBBCでは、彼らのそんな野球を見守っていきたいと思っています。


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